adanで開催された写真家・有村勇史のソロエキシビジョン「Lost Wave」
そのエキシビジョンの為に制作されたTシャツ。展示写真をインクジェットで落とし込んでいます。

Lost Wave
私は台風の海で波に巻かれ、カメラも海の底に沈んでしまった。5日後、カメラを見つけた。
写真とは本来、シャッターを押した瞬間を捉えたものだ。しかし、Lost Waveの写真は自然の猛威と度重なる偶然から生まれ、未知の領域にトリップしたかのように見える。また、カメラを失った喪失感と自然に対する畏敬の念が入り混じっている。つまり、写真は単なる記録ではなく、感情と精神性が交錯する時間と空間を写し出すものなのだ。

有村勇史 @eastchinarecords
1983年鹿児島県生まれ。
自然や身の周りの物事を撮影し記録している。
2021年Japan Photo Award受賞。
2023年個展「Ambient Reflections」Laid Bug (代官山)